観桜会を終えて

令和6年4月1日

今年は恒例の春のイベント、観桜会を文京区にある「六義園(りくぎえん)」で開催いたしました。
六義園は川越藩主柳沢吉保が築園した大名庭園です。五代将軍徳川綱吉の信任が厚かった柳沢吉保は隠居した後、7年の歳月をかけて元禄15(1702)年に築園しました。この「回遊式築山泉水」の庭園は紀州和歌の浦の景勝、万葉集や古今和歌集に詠まれた名勝を庭内に映し出された公園で、国の特別名勝に指定された貴重な文化財です。

メインの枝垂桜の前で

メインの枝垂桜の前で

今年の1月~2月頃はソメイヨシノの開花日が通常より2週間位早いと予想されていました。六義園のメインの枝垂桜はエドヒガンという種類でソメイヨシノよりは開花日は早く、昨年は3月11日に開花、3月16日が満開でした。今年も3月17日には満開かなと思いましたが、いろいろ考慮し、観桜会の開催日を3月23日に設定しました。
観桜会の参加希望者は当初10名でしたが、怪我、当日の体調不良等で急遽3名が不参加となり、7名の参加となりました。
当日の朝は寒く雨模様、それでも7名がJR駒込駅に元気に集合しました。雨の心配もありましたが、ほとんど雨も降らず染井門より入り、六義園の散策を楽しみました。

最初に出会ったのは満開に咲いたサンシュユの花でした。サンシュユは葉が出る前に、黄色い小さな可愛い花を付けるので牧野富太郎は「ハルコガネバナ」と呼ぼうと提唱したそうです。

満開のサンシュユ

満開のサンシュユ


次にメインであるエドヒガンの枝垂桜に出会いましたが、咲き具合は一分程度で、期待していた大木の満開に咲いた枝垂れ桜はありませんでした。最近の一週間の寒さが、枝垂桜の開花を遅らせたようです。それでも、高さ15m、幅20mの大木は、見事な姿を見せてくれました。
開花した枝垂桜

開花した枝垂桜


その後の園内の散策でコブシの花、アオキの花に出会いましたが、それぞれ咲き具合は2分程度で、満開時の花に比べ感動は少ないように感じました。それでも和歌に造詣の深い方は、各場所からみられる景色に詠まれた和歌が掲示され、興味あるものだったのではと思いました。

六義園での1時間半の散策を終え、巣鴨にある漁鮮水産「さかなや道場」にて昼食を兼ねた懇親会では美酒に酔いしれ、心ゆくまで語り合い、とても楽しいひと時でした。
今年は満開の桜の日を予想する難しさを特に感じました。来年は満開の桜が見られることを願い、一人でも多くの方々の参加をお待ちしております。

昭和42年卒 木原 吉一 記

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