東京校友会総会・懇親会は、去る11月17日(日)正午から、霞が関ビル35階の東海大学校友会館の「三保の間」及び「霞の間」において開催されました。当日は、ご多忙な中にも拘わらず各方面から7名のご来賓の方々にご臨席を賜わり、29名の会員の皆様にご参加いただいて旧交を温め、和やかな裡に総会・懇親会を催すことが出来ました。関係の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。
会は、早間将之副会長(昭51年卒)及び後迫芳枝副会長(昭43年卒)の司会により始まり、先ず冒頭で、昨年の総会以降1年間に亡くなられた旨連絡があった13名の方々のご冥福をお祈りして黙とうを捧げました。
その後、國正和道副会長(昭42年卒)を議長に選出し、吉宮孝治会長(昭42年卒)の挨拶があって議事に入り、後藤峰登副会長(昭42年卒)から令和元年度の事業経過報告、会計報告、金久悦規監事(昭31年卒)から会計監査報告、後藤副会長から令和2年度事業計画(案)の説明があり、全て承認されて総会は終了しました。
引き続き懇親会に入り、西谷博信顧問(昭26年卒)の発声により乾杯が行われました。ご来賓からは、本年4月に世羅高校にご着任されました山垣内雅彦校長をはじめ、9月の内閣改造で厚生労働大臣政務官に就任された同窓会顧問の小島敏文先生、松浦邦夫同窓会長、奥田正和世羅町長、光元信能世羅高陸上競技部後援会会長、八谷英樹東京庄原格致会会長及び杭迫重臣東京馬洗会会長からご挨拶をいただき、世羅高校の現状や京都への展望及び生徒の活躍の様子、また同窓会や世羅町の近況などをご報告頂きました。参加者は懐かしい故郷を思い浮かべながらお話を興味深く傾聴されました。
また、木原吉一副会長(昭42年卒)及び川越眞知子さん(昭40年卒)の指揮により、「365日の紙飛行機」「いい日旅立ち」「高原列車は行く(川越さん作詞の替歌)」等の歌を皆で合唱し、新田智加子副会長及び後藤副会長の進行によりジャンケンゲームで盛り上がるなど楽しい一時を過ごすことができました。
最後に全員で校歌を斉唱し、記念写真の撮影の後、新田副会長の中締めのことばがあって、午後3時30分にお開きとなりました。
お帰りの際には郷土世羅の産品として世羅幸水農園の冷蔵梨、大手門の和菓子やサンマルクの洋菓子などがプレゼントされました。
更に、引続いて同じ会場で自由参加による二次会が催され、小島政務官、山垣内校長、奥田町長、光元会長、杭迫東京馬洗会会長をはじめ25名の方々にご参加をいただき、懇親会で話し足りなかった学校や郷里のことなど楽しい懇談が続き、まだまだ時間が足りないという雰囲気の中惜しまれながら午後5時30分に散会となりました。
近年、高齢化の進展や関東圏在住の若年層の減少などにより、総会への参加者が漸減してきており、殊に本年の総会は、当初出席回答をいただいた方が極めて少なく、開催が危ぶまれる状況でありました。校友会を取り巻く環境が益々厳しさを増している今日、東京校友会としては、会員の皆様と母校及び郷土との連携を保ち、一体感の醸成を図り、ともに発展していくために、今後とも一歩一歩継続して取り組んで参りたいと存じており、そのためには、先ずは会員の皆様が親しみやすく集いやすい会にするために努力して参りますので、会員の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご協力を賜わりますようよろしくお願い申し上げます。
なお、来年度(令和2年)の総会・懇親会は、11月15日(日)正午から開催を予定しておりますので、どうぞ各位におかれましては、お知り合いの方にお声がけ頂くなどお誘い合わせ頂いて、ご出席頂きますよう衷心よりお待ち申し上げております。
東京校友会会長 吉宮 孝治