恒例の春のイベントの観桜会を「都立小金井公園」で開催いたしました。
都立小金井公園は玉川上水に沿い広がる公園で、昭和 15年小金井大緑地として整備され、昭和29年都市公園として開園いたしました。武蔵野の雑木林との名所、スポーツ施設、文化施設などを持つ多摩地域を代表する大規模総合公園となっています。
今年の桜の開花日は3月17日で、観桜会の4月8日には染井吉野が完全に葉桜となっていましたが、桜の名所小金井公園では、関山、一葉、駿河台匂、楊貴妃、また、珍しい桜では黄色い花のウコン、緑色の花の御衣黄などサトザクラが満開でした。観桜会の参加者は16名、10時集合、各自お弁当を買い、皆で飲み物を買い揃え、東小金井駅から1.5km先の小金井公園に向かいました。メンバーが世羅高東京校友会の幟を掲げながら歩きましたので、一般の人から「あの駅伝の世羅ですか」と何度か問いかけがあったそうで、嬉しい限りでした。
枝垂れ桜、ムラサキハナナなどを見ながら歩きましたが、公園の入り口には赤紫色のハナズオウの花が咲き、公園内の桜の園の方に向かっている途中で真っ赤なベニバナトキワマンサクの大木が迎えてくれました。お話しながらの歩きでありましたので目的の桜の園には30分位かかりましたが、見事な関山が咲いており、観桜客も少なく、一番いい席に陣取ることができました。
11時過ぎから、お弁当を開き、美酒に酔いしれながらの楽しいひと時でした。また、恒例の川越さんの音頭の元、十河さんのスマホの音楽を聴きながら、世羅高音頭、観桜会の替え歌を唄いました。
その後、一部の人は「江戸東京たてもの園」を見学されましたが、時間が短かったため、十分見られなかったことが残念でありました。
14時15分頃、東小金井駅で解散といたしましたが、小金井公園の満開の桜(関山)の下のひとときは楽しい観桜会の思い出となりました。
参加された皆さんは元気に歩かれ、いつの間にか歩行歩数は1万4000歩を越えていました。桜の花と皆さんとのお話が心を癒し、歩くことで体に力がついたように思いました。
来年はあまり歩かなくてよい地を検討いたしますので、更に多くの方々の参加をお待ちしております。
昭和42年卒 木原 吉一 記