会長 吉宮孝治(昭和42年卒)
令和最初となる本年の世羅高等学校同窓会総会は、7月13日(土)午前11時から、「甲山農村環境改善センター」(世羅町役場東隣)で行われました。
昨年の総会が、直前の7月に発生した西日本豪雨災害により急遽中止になったため、2年ぶりの開催となりました。
参加者は約190名で、昭和52年の卒業年次が当番幹事を務めました。
第一部の総会は、はじめに卒業生物故会員に対して黙祷を行い、次いで国歌と世羅高等学校の校歌を世羅高校吹奏楽部員の演奏により、出席者一同で斉唱しました。
次に松浦同窓会長、山垣内校長のあいさつ、小島衆議院議員(前同窓会長)、奥田世羅町長の来賓あいさつがあり、来賓紹介、新入会員代表(上神田初音さん)のあいさつの後、松浦同窓会長を議長に選出して議事に入りました。
まず、平成30年度事業について、継続事業10件、新規事業2件(同窓会会員名簿発刊、同窓会ホームページ開設)及び同決算を了承。次に理事及び副会長の定数を増員する規約の一部改正、同窓会理事27名及び監事2名について了承。
最後に令和元年度事業計画について、継続事業11件、新規事業2件(同窓会支部再構築、賛助金制度新設)及び予算について了承して総会は閉会となりました。
続いて第二部の母校紹介では、先ず陸上競技部の新宅部長から大工谷男子監督及び中川女子監督の紹介があり、倉本男子主将と朝比奈女子主将がそれぞれ抱負を述べました。
次に、今中先生(顧問)指揮による吹奏楽部の演奏と総務主任の篠原先生による「特色ある教育活動・クラブ活動」の報告があった後、世羅町役場前庭に出て集合写真を撮影し、再度元の会場に戻って第三部の懇親会が始まりました。
懇親会では、当番幹事の開会あいさつ、近畿同窓会会長の乾杯、東京校友会及び近畿同窓会から活動報告があり、続いて津口神楽保存会の皆さんにより、お盆や日本刀の刀身の上に載せた、たくさんの盃が落下しないように高速で回転し続けるという、大変見応えのある伝統の盃回しが披露されました。
終わりに、退任理事への感謝状及び花束贈呈、お楽しみ抽選会、次年度当番幹事の紹介があった後、全員で校歌斉唱を行って午後2時30分にお開きとなりました。
世羅高校の現状について、陸上競技部では全国大会に留まらず国際的にも活躍し、普通科では難関国公私立大学へ合格し、農業経営科及び生活福祉科では各種大会や技術検定などで優秀な成績を収め、国際交流にも積極的に取り組むなど素晴らしい成果が上がっているとの報告がありましたが、今後とも少子化の進行などの中で生徒の確保が課題であると感じました。
本年の総会は、例年に比べて出席者が少し減少したにも拘わらず、昭和26年から平成31年まで幅広い卒業生が一堂に会し、和気あいあいの内に楽しいひとときを過ごすことができ、大変素晴らしい集いとなりました。
同窓会長、担当幹事及び関係の皆様のご尽力に衷心より感謝申し上げます。