世羅高の卒業生はもとより、全国の陸上ファンも驚く世羅高OBのインタビューが実現しました。昨年暮れの男子全国高校駅伝で世羅高を優勝に導いた岩本真弥監督(昭和59年卒)と今年1月2日、3日の箱根駅伝で青山学院大学を優勝に導いた原晋監督(昭和60年卒)のインタビューです。先日行われた広島県人会に出席していたお二人に世羅高OBの早間 将之さん(昭和51年卒)が急きょインタビューしました。陸上界を牽引する2人の世羅高へのメッセージです。
Q今年の全国大会も期待できますね?
前回優勝した選手がほとんど残っていますから、第1~2回大会以来、65年ぶりの連覇を目指します。それから2時間の壁を破るのを目標に、思い切って歴史を作ろうと思います。 トレーニングも順調に行っているので夢ではなく、スポーツの歴史を変えるよう本気でやっています。
Q黄金時代ですね?
そうでもないです。広島県の中2中3の力が落ちているので 今後は少しきついです。レベルアップを目指して育成していかないといけない状態です。
Q有力選手は自然に集まってくるのですか?
いえいえ。陸上の知り合いなど縁を頼って良い選手を連れてこないと駄目です。 学校訪問とか・・・。これが一番きつい仕事です。勧誘とスカウト活動。学校の仕事をしながら学校巡りをしています。 幸い、校長先生も理解のある方なので学校の校務は少なくしてもらっています。 結果が出れば、他の教員の対応も変わってきますから。連覇を目指してがんばります。
Q最近世羅に帰ったことは?
数年前、世羅で青山学院大学の陸上部の夏合宿を行い、お世話になりました。機会があればまた使わせて戴きたいと思います。
Q今年の抱負を-
あまり、連覇とかを意識せずに、男気のある選手育成をする事で チームが成長し、結果として優勝が見えてくると思います。 男気のあるランナーを育ててゆきます。
Q箱根駅伝について-
陸上界の宝の大会だと思います。
Q世羅へのメッセージを-
世羅高のOBとして学校を誇りに思っています。 私は、箱根駅伝を通して世羅高東京校友会がもっと 盛り上がるよう、私は私の立場で頑張りたいと思います。